ひよっこブログ

ド素人がやってます

気になった問題など。。

今回は某模試の問題について気になったものを自分の備忘録的な感じで書き出しておきます。

 

 

 

1.膝を曲げて寝る

→屈曲により腸腰筋を緩めることで腰部にかかるストレスを軽減できる。よってこれは指導は適切である。

 

2.立ち仕事時は片足を台の上に乗せる

→直立では腰椎は伸展位となるため椎間関節に負担がかかることで腰椎は悪化する。しかし、片足を台に乗せることで腰部へのストレスが軽減されるので、これはオッケー。バッチグー。っしょ。

 

3.床の荷物は膝を曲げてから持つ

→膝を曲げずに持ち上げると腰椎の過度の屈曲が必要になる上、荷物の重心が身体から離れるために腰部の負担が大になる。よって、この負担を避けるために膝を曲げ、しゃがんでから拾うと良い。合ってる。

 

4.長座位で座る

→この姿勢ではハムストリングスの伸張により骨盤後傾し、腰椎椎間板にかかる負担が大きくなるため不適切

 

5.荷物はなるべく身体につけて抱える

→荷物の重心が身体から離れると腰部に負担がかかるので身体につけて抱える。

 

私が迷ったのは、2の片足を台に乗せるでした。台に乗せることで腰部へのストレスが軽減されるというのはよく考えたら想像しやすいものでした。腰椎への負担を考えたら指導内容もなんとなく想像できそうな感じでした。

 

まず、パーキンソン病の4大徴候を確認。基本ですね。

①安静時振戦

②固縮

③姿勢反射障害

④無動

パーキンソン病では上の4大徴候が有名ですが、もう一段階知っておくともっと対応できます。

その他の症状として、仮面様顔貌、Myerson徴候、自律神経症状です。

 

※Myerson徴候とは、簡単に書くと、眉間を軽く叩打したとき、眼の瞬きが正常では次第に減退するが、持続すること。

 

パーキンソン病の自律神経症状

・唾液分泌過多

・脂漏

・脂顔

・便秘

・排尿障害

・起立性低血圧

・嚥下障害

・暑がり

以上がパーキンソン病の自律神経症状であります。

 

よく問題では高血圧と問われることがありますが、間違えないように。パーキンソン病では低血圧となります。

 

では、問題の選択肢

 

1.唾液分泌減少

2.発汗過多

3.便秘

4.脂顔

5.起立性低血圧

 

2,3,4,5はパーキンソン病における自律神経症状となります。

1の唾液分泌量は増加するので、この問題では誤りとなり、正解は1です。

2の発汗過多は、自律神経症状では暑がりがあるので発汗過多を繋げられると思います。神経学的な説明ができたらいいのですが、とりあえずこれで繋いでおきます。

 

 

  • 痙直型両麻痺時の特徴で適切なのはどれか。2つ選べ。
  1. crouching postureがみられやすい
  2. 上肢に重度の麻痺を認める
  3. 四つ這い移動が可能なことが多い
  4. 座位ではあぐら肢位を取ることが多い
  5. バニーホッピングが多くみられる

 

まず、痙直型両麻痺の特徴を思い出しましょう。

痙直型両麻痺では麻痺は四肢に及ぶものの、上肢の麻痺は軽度以下ということです。

ここはクソ語呂(クソみたいな語呂)で、良上肢(両麻痺は上肢が良い)と覚えておきましょう。

ちなみに対麻痺は下肢が悪くなります。これはツイカス(対麻痺は下肢が悪いカス)で口が悪いですが、これで抑えておきましょう。

 

そして、痙直型両麻痺でははさみ脚歩行が多くみられます。これも痙直型両麻痺の特徴ですので抑えておきましょう。

 

では選択肢を潰していきます。

  1. crouching postureがみられやすい

crouching postureとはしゃがみ姿勢のことであり、痙直型両麻痺でがしゃがみ姿勢がみられやすいですか?という問題ですね。

痙直型両麻痺では下肢が悪く、はさみ脚肢位が特徴的であり、さらにしゃがみ姿勢が多いことが挙げられるので、これはその通りでした。よって適切。

 

2.上肢に重度の麻痺を認める

→これは下肢です。良上肢(クソ語呂)ですから。よって不適切。

 

3.四つ這いで移動が可能なことが多い

→良上肢(クソ語呂)より下肢の麻痺が強いため、交互運動が難しくなり四つ這い移動は困難となります。よって不適切。

 

4.座位ではあぐら肢位を取ることが多い。

→股関節内転・内旋させた割り座が多い。よって不適切。

 

5.バニーホッピングが多くみられる

→バニーホッピングとは、両上肢に体重を預け、両下肢を揃えて前に出す動作です。これは痙直型両麻痺でみられる特徴であります。よって適切。

 

以上から答えは1.5です。基本的なことは、痙直型両麻痺では下肢の麻痺が強く、上肢は軽度以下ということですね。あとは1や5の聞きなれない単語などは知っておかないと選択肢の否定が難しいところがあるのが嫌な問題ですね。。。

 

 

とりあえず以上です。このエントリは私自身を納得させるように書いているので、かなり書き方が乱暴ですので、細かい部分についてはスミマセン。。。精進していきます。