高次脳機能障害について
高次脳機能障害についてです。
簡単にまとめます。
右頭頂葉障害では
・着衣失行
・病態失認
左頭頂葉の角回ではゲルストマン症候群が有名です
・失算
・失算
・手指失認
・左右失認
4徴候がおきます。
問題では優位劣位半球の問で、脳のCT画像とともに問われる部分であります。とりあえず右は~左は~これくらいは出せるようにしておきましょう。
とりあえず追加で。左半側空間無視の運動療法では、患側(左側)への注意を促すような指導が必要になります。そのため、セラピストは左側からアプローチすることや、左側のブレーキレバーを長くしたり印をつけたりすること、左に荷重をかけたりすること、などが運動療法として挙げられます。
その他
注意障害:前頭葉の前頭連合野の障害で出現
物体失認:後頭葉~側頭葉の障害で出現
基本的なことですが、しっかりと抑えておきましょう。