下肢装具 装具のチェックアウトについて
ある程度知識の差はあるとは言え、物理療法と装具学についてはみなまっさら状態からのスタートであるとよく言われております。
装具のチェックアウトはよく出る問題なのでこれも抑えておきましょう。というわけで問題。
下肢装具のチェックで正しいのはどれか
- 大腿上位半月は外側で大転子より5cm下にする
- 膝継手は前額面において内転筋結節と膝関節裂隙の中間点を通る
- 膝継手は矢状面において膝の前後径の中間点を通る
- 大腿下位半月と下腿半月は膝継手から等距離にある
- 下腿半月は腓骨頭から4~5cm下にする
正解は2,4です。
解説行きます
1:大腿上位半月は外側で大転子より5cmではなく、2~3cm下にする。
3:膝継手は矢状面において膝の前後径の中央と後方1/3との中点を通る。
5:下腿半月は腓骨頭から2~3cm下にする。
今回はかなり駆け足でしたが、装具は基本的なことから詰めていきたいと思います。